エンターテインメント ブログランキングへ 忍者ブログ

海賊版 研究日誌

海賊版について、正規品との違いなどをまとめたブログです。

ドイツ警察による、ヨーロッパ最大規模の海賊版プレス工場の調査。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ドイツ警察による、ヨーロッパ最大規模の海賊版プレス工場の調査。

ワールドカップ2014でドイツが優勝し盛り上がっていますが、その一方でドイツ警察はヨーロッパ最大といわれている海賊版プレス工場を見つけ、捜査したことがニュースになっています。
 
数多くのCD、DVD、アナログ盤(レコード)を差し押さえたようです。
ドイツ警察は国内でもアシャッフェンプルクとエッセンに海賊版プレス工場があることを見つけ出しました。
このニュースはアメリカのビルボード誌が報じているもので、ドイツ警察からは、現在も捜査中であるため、詳しいことは発表されていないようです。
 
 
 
海賊版のEANコード(バーコード)を見るとそれがどこの国で販売されているのかが分かります。
やはり台湾(471)のものが多いですが、ヨーロッパですと、80~83で始まるイタリア製のものが多かったりします。
ちょっと前のニュースですが、2006年3月にイタリアのローマ市内で日本のアニメやゲームの海賊版を販売していた店、3店舗を現地の財務警察が摘発しました。
 
この摘発には、日本の社会法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が関係しています。
ACCSは設立された1985年以来、日本国内のソフトウェアの不正使用摘発で実績を挙げてきました。
近年、世界的にデジタル・コンテンツが急速な普及したことにより、その活動は日本国内だけにとどまらず、グローバル化しています。
 
 
日本のアニメやゲームは世界的にも人気があるソフトです。
ACSSは「イタリア国内で日本のアニメなどの海賊版が出回っている」という報告を受け、イタリアのローマ、ミラノ、ボローニャの計10店舗を調査しその実態を把握します。
また、インターネット通販などによる海賊版の卸業者があるということも知ります。
イタリアは日本と同じく著作権に関する国際条約『ベルヌ条約』に加盟しており、著作権に関して決して遅れた国ではありません。
しかし、イタリア全市場の著作権侵害をイタリア警察の独自捜査に任せるのは、現実的でなく困難です。
これには著作権を持った権利者自らが声を上げる必要があります。
 
 
 
海賊版には様々な種類があり、そのバリエーションは膨大です。
正規版に忠実に作られたものもあれば、テレビを録画したような粗悪なものまで様々です。
その種類の多さにはACSSも驚かされたといいます。
日本独自の文化を守り、これからもそれを生み出していくためにも、海賊版を買うことは勿論、知らないうちに海賊版を買ってしまったということを防がなくてはなりません。

エンターテインメント ブログランキングへ

拍手[0回]

PR

コメント

カテゴリー

P R

プロフィール

性別:
非公開